現の狭間の幻想(文学少女シリーズ二次)
「心葉君花火をしましょう」
遠子先輩の行動に幾分慣れたとはいえ秋もそろそろ深まろうかという今日この頃に花火はないだろう。
いまだに彼女の考えていることについていけないことがある。
「先輩今何月か分かっているんですか?10月ですよ」
「まだ1日じゃないの。そんなの9月と一緒だわ」
ぷぅっと頬を膨らませへりくつをこねてくる。
「大体なんで花火なんですか。芋掘りに行くとか言うならまだわかりますけど。花火は普通夏にやるものです」
「だって今年の夏はいきなり麻貴に拉致されちゃって出来なかったんだもの。心葉君と一緒にやろうとおもって特大サイズの花火セットを用意していたのに」
無駄になってもいいの??とまくしたててくる。
きっと今のいままでその存在なんか忘れていたくせに。
どうせ週末掃除でもして見つけたに違いない。
だったら来年の夏くらいまで見つからなければよかったのにとつい思ってしまう。
そんな僕の心中が顔に出ていたのか遠子先輩の剣幕はさらに激しさを増していってついにはいつもの「これは先輩命令よ!心葉君。今日の夜7時に学校に集合よっ」というありがたくもなんともない言葉を引き出したのだった。
まったく文学少女たる先輩は何をしでかすかわからない。
放っておいてもいいのだがそれはそれで次に顔を合わしたときがめんどくさい。
どうせ廊下で待ち伏せなんかして「心葉君ひどいわっ」と切々と訴え続けるに違いないのだ。
一度家に帰って当り障りのない理由を適当につけて家を出て学校に向かう僕は大きなため息をついた。
なんだってこんな夜に先輩に振り回されなきゃいけないんだ。
人通りもまばらな通学路。
ところどころ明かりが灯っている学校が見えてきた。
きっと部活やらで残っている生徒や教師がまだいるのだろう、そんなところで花火なんかやれば絶対に見つかるのにどうして先輩はわざわざ学校を指定してきたんだろう。
約束の場所につくと遠子先輩はバケツと花火をを両手に持ちにこりと仁王立ちをして待っていた。
「時間通りよ心葉君。えらい」
上機嫌な遠子先輩は頬が緩みっぱなしだ。
妹だってここまで盛大な張り切り笑顔は見せないだろう。
「遠子先輩っ!お待たせしました」
てっきり僕たちだけかと思っていたら荷物を持った琴吹さんが少し息を切らして走ってきた。
手にもっているのは花火の袋だろうか、色鮮やかな花火がパッケージの隙間から顔をのぞかせていた。
というか一体どれだけの量を用意していたのだろう。
それを琴吹さんに手伝わせるなんてまったく先輩は。
だったらおとなしく僕が手伝いに行ったのに。
前に張り込みをすっぽかしたことをまだ根に持っているのだろうか。
「琴吹さんもきてたんだ」
「そ、そうよ、悪い??」
「いや、そんなことないよ。だけど家の人とかは平気だったの。夜だしその・・・」
「そこは大丈夫よ。私がきちんとご家族の方に説明をしたから」
えへんと胸をはって遠子先輩が前に出る。
いや、そっちのほうがいろんな意味で心配なんだけど。
だってほら色々前科があるし。
「本当に大丈夫?」
こそりと琴吹さんに確認をすると琴吹さんはさっと僕から距離をとる。
暗がりでよく見えなかったけれどもその顔は少しだけ赤かったような。
「井上に心配されなくてもうちは平気よっ!!」
結局はまた怒らせてしまったらしい。
キッと睨みつけられる。
「さあさ、始めるわよ。ほら蝋燭を立てるから手伝って」
嬉々とした遠子先輩が花火セットの中から蝋燭を、そして自分の荷物の中から空になった缶を取り出す。
ご丁寧に蝋燭を刺す芯まで刺さってある。
受験生のくせにどこまで暇人なんだ、てゆーかこんなことしていていいものなのか。
遠子先輩の用意した花火は本当に家族用の手持ちの花火がたくさんつまったごく普通のものだった。
高校生が好きそうな派手目なものは一切入っていない。
なんだかなと思いながら僕は花火セットの中の花火をばらしていく。
そんな僕の労働の横で遠子先輩は花火を手に取り素早くそれに火を点ける。
「ほらほらっななせちゃんも早く早く」
ふふふと微笑みながら琴吹さんに花火を手渡す。
花火を受け取り琴吹さんは僕の方を少し窺うように見つめる。
「大丈夫、もうすぐ終わるし琴吹さんも遠子先輩と一緒に楽しんでよ」
にっこり笑って答えると琴吹さんは慌てて目をそらして「井上がそう言うなら」と花火を蝋燭に近づけた。
下準備も終わり僕も花火を一本手に取り火を点ける。
パチパチと火の粉が舞い辺りを柔らかい光が灯る。
映し出された遠子先輩と琴吹さんは光の中できらきらと輝いていた。
こことは違う、現実じゃない違う世界へ迷い込んだかのような心地のよい空間が辺りを満たしている。
「花火って楽しいわね心葉君」
遠子先輩が顔を上げ僕に笑いかける。
その顔がとても澄んでいて一点の曇りもない本当に純粋なものだったから僕もつい頷いてしまう。
「こうして花火をするのが夢だったのよ。学校でこうして花火なんてちょっぴり冒険だと思わない?」
本当は夏休みにこっそりがよかったんだけどねと遠子先輩は付け加える。
「見つかったらどうするんですか。まだ明かりだってついていましたよ」
「もう!そんな実も蓋もない言い方はよくないわ。そうなったらちゃんと説明するもの、文化祭の予行演習です、って」
どうだといわんばかりに自信に満ち溢れた遠子先輩だけど、どう考えてもその言い訳は無理がある。一体どんな出し物をやる団体なんだそれは。
けれども言葉とは裏腹に僕は花火を持つ手を離さない。
ほんの数十秒の輝きはとても儚くて、本当に一瞬の夢のようで消えてしまうと次をと思う手を止められない。
きっとそれはここにいる全員が同じように思っているに違いない。
「こうして皆で思い出を共有できるなんて素敵で幸せね」
「はい!とってもきれいです」
「ななせちゃんは素直でよろしい。心葉君はどうなのっ?まだ何か言うつもり?」
「ぼ、僕だって・・・・」
ガサリ、とそのとき第三の音が僕たちの空間に割って入った。
まさに僕が今の気持ちを伝えようとしたその瞬間に何か別の気配が侵入した。
まさか先生に感づかれて―
遠子先輩もそう思ったのか琴吹さんを庇うように立ち上がろうとする。
「なぁに?随分とたのしそうじゃない」
聞こえてきたのは想像よりも高い声。
先生ではない、女性の―それも見知ったものだった。
「麻貴!どうしたのよ。なんであなたがこんな時間まで学校にいるの」
僕たちの前に現れたのは姫こと姫倉麻貴先輩だった。
何故にこんな時間まで彼女が学校いるのか。今ごろは自宅で豪華な夕食でも食している頃合だろうに。
「アトリエでついつい没頭しちゃってね。で、散歩がてら歩いていたら明かりを見つけて様子を見にきたってわけ。なにやら面白そうなことしてるじゃない」
「そうよ。今日はみんなで花火大会なの。夏休み何処かの誰かさんのお陰でずぅっと山篭りだったんだもの。その分を今日とりかえしているのよ」
やはり無理やり拉致られたことはしっかりとまだ根に持っているらしい遠子先輩の言葉にも麻貴先輩は全く動じない。
遠子先輩の言葉は麻貴先輩の微笑を一層深くしただけだった。
「そう、だったら私も一緒に楽しませていただこうかしら」
さっと花火を掴みあっという間に蝋燭に近づける。
「ごめんなさいね。あの時も特大打ち上げ花火でも用意しておかなくって」
「あら結構よ。麻貴に用意させたらどんなものがくるか。花火はこういう素朴なものが一番だもの」
完全に開き直ったのか遠子先輩も再び花火を手にもつ。
どうやら麻貴先輩は完全に居座るつもりらしい。
まぁ先生でなかった分よかったというべきか。
僕と琴吹さんも元通り花火を手に取る。
遠子先輩は一体どれだけ用意したのか花火はまだまだなくなる気配を見せない。
けれどもそれは、この夢とも現ともつかないこの瞬間がそれだけ続くということで。
きっとこの場にいる誰もがずっとこのまま続けばいいのにと思っているに違いのないことなんだろう。
琴吹さんと目が合い僕は自然に微笑んだ。
琴吹さんは少しだけ驚いたそぶりをして、けれども今度は少しだけはにかんだ笑顔を僕に返してくれた。
あとがき☆ ☆☆
文学少女シリーズ初二次小説です。
今日第6巻、外伝を読んだのでそれをちょこっと踏まえた秋らへんのお話。
秋に花火です。
本当は夏休みネタで書きたかったんですが、絶対あのあとそんなことしてる余裕なかったよねってことで、こんな風に。
内緒の冒険ってことでドキドキ感をだせれてたらなと思います。
届きました
当選メールから十数日
待ちに待った現品到着です
コバルトカレンダーがついにとどきました。
さっき帰ってきたらおうちにメール便が
さっそく中身を堪能♪
母にいやみをいわれようが構いません
嬉しいんだもん
イラストブックなので色んなシリーズのイラストが見れていいですよね
もちろん伯爵と妖精もありますとも
つーかこれ目当てで締め切り30分前に慌てて応募したというか
書き下ろしなのかな?
ラブ度高めとはいかなかったけれども笑っているリディアが見れて幸せ
なんか色々想像しちゃうよねってくらい素敵なイラストです。
そのうち写真にでもとってアップしたいと思います
見開き本になっているのでうまく撮れなさそうだけど・・・・
あとねローズテーラーとか月色光珠とか乙龍とか色々!!
もうもうもう!!!
素敵なイラストを眼福です
しかもそんなシールまでおまけでついてました。
なにやらしばらく応募してなかったけどカレンダーも豪華になってますね
数年前当選した壁掛けタイプのでっかいカレンダーは飾るに飾れなくって、ひたすらデカッってビビッてた記憶しかありませんが
ない!!
服がない!
ファッション誌なんかみなきゃいいのにみちゃうとほしくなるんだからしょうがないっ!
世の中の人はみんな服持ちだね〜
ツインは本当に重宝なのでよくコーデしますが多用していると駄目らしい
朝楽なんだけどね
ワンピほしいとか言ってる場合じゃなくていま着れるものを揃えないとです。
つーか去年の今ごろ何きてた私?
これ毎年季節始めに言ってるよなぁといつも思います
今なら多分ファッション関連のことだけ考えて一日すごせるかもしれない
ムーンライト伝説
私も大好きな一曲
お風呂の定番ソングです。
そんなムーンライト伝説が・・・・
今日ふと何気なくL25を読んでたときのこと
上司受けのいいカラオケソングのところに名を連ねておりました。
タッチはわかるけど
なにゆえムーンライト伝説???
これ書いた人絶対セラムン大好きだとかなんとか勝手に思ってしまいました
本当に上司受けするのか・・・・?
だれか試してみたのかしら
ワンピの素敵な季節

花柄に見えるでしょうか??
昨日気合で書いた一応花柄ワンピ
色が実物よりも濃くなってしまいました。
デジカメアップも難しいです
髪の毛もワンピの模様ももうちょい薄いです。
紫がほんとに濃く出すぎて黒にしかみえません。
私にしてはめずらしく髪の毛をアップにしてみました。
しかも前髪ちょいぱっつん気味
元気な女の子をコンセプトに描いてみました。
ワンピは私がこんなのほしい!!!っていうものを
花柄ちょい膝上ワンピが可愛くって
しかもシュシュで髪の毛を結んでみたり
そろそろ髪の毛の色のバリエがつきてきたので濃い目の茶色がほしいなぁ
黒混ぜるとどうしても同じような色になっちゃうのよね
今回は前回失敗だった肌色が上手くぬれたので満足です
同時進行でビーズアクセを製作中です。
買うより安上がりだし♪とか思って材料買ったらそんな変わらなかったとかいう目も当てられない状況下
スワロを調子に乗って買いあさってしまったのが原因かと・・・
そろそろカウンタも2万ですね
ヒット記念で何かやりたいです
こんなのが読みたいなんてのもあればリクエストください
ご希望に添えるよう頑張ってみます
文学少女の番外編
図書館からご連絡がきました!!
文学少女の番外編です
早く行きたいけどまだ読めてない本が・・・・・
しかも期限が今日まで・・・
すみません。早く読みます。
トワイライトも中盤にはいってなにやら動きがある模様。
最初はちょっとだらだら感で読んでいたのですが、一気に動いてきて面白くなってきました。
ベラのテンションの浮き沈みがすごいです
でもエドワードがでてこないのがちょい残念な5巻
桜庭一樹さんのゴシックが読みたい今日この頃
赤い糸
次回の短編は赤い糸関連
5/18のコバルト本誌が待ちきれないですね
もしリディアの赤い糸の行方が未定とかいう状況だったらエドガーなら絶対自分に結ぶか自分以外はなにがなんでも邪魔しそう
にっこり笑ってはさみで切るくらいにはやりそうだよね
「僕の赤い糸はリディアにしか繋がっていないよ」
とかなんとか。
思うにエドガーならどんな状況でもリディアを口説けるんじゃないかと
ユスティニア
アダルシャンシリーズの花嫁さん
しゃべりかたが独特です
基本気位の高い王女様なしゃべりなので二次小説をかこうとすると苦労します
うーーーん・・ユティはこんなときどんな風にしゃべるんだ?と
いま短編集を読んでいるのですが感嘆しながら読んでます
でもやっぱ難しい
雨宮さんはすごいですね〜
やっぱそういうしゃべりかたの本でもあるのかしら?
短編集ではやはりユティの離縁発言が可愛いですね
しっかり奥さんやってます
健気に頑張ろうとするユスティニアが可愛い
そして天然街道まっしぐらなアレクがよし!
どうもやはり年の差カップルはそれだけで私の直球にはまっているようです。
最近、つーかいまさら?
最近BLEACH読んでます、観てます。
ほんっといまさらですが・・・・・
つーかいまさらですよね
でも面白いです。
たくさんキャラクターがでてくるのがいい。
みなさん個性派ぞろいで
人間ドラマのある漫画は大好きです
少年漫画も基本的には読みますがなにしろバトルシーンが苦手なもので。
どっちかというとドラマ性があるもののが好きなので戦って戦ってというのが続くとね
バトルより策略が好き
BLEACHだと乱菊さんが素敵です
どうも私は綺麗なおねいさんのが好きなようです
そうそう、あとはなゆめも読みました。
つーか今回は花と悪魔の展開がマジ好みです
ふいうちやきもちきましたーーーーーーーー!!ってか
ビビが可愛かった。
やっぱね、女の子は成長すると変わるよ?
うかうかしちゃいられないさ
しかも次に続く!な展開。
美味しすぎる
SAもアニメビジュアル載ってましたね。
一回目は観たいけどローカル局なんだよね
絶対忘れそう
テレビ欄いっしょのとこじゃないと無理です、覚えていられない。
これはワンクールなのかな?基本どたばた系だからどの話をやってもいいとは思うし
桜とか八尋とか順序関係なくでてきそうだよね
香りの魔法(セラムン二次)
「あっ、うさぎいい匂いがする」
出かけていたうさぎが帰ってきたので部屋へやってきたちびうさはほのかに香るふんわりとしたやわらかな香りに出迎えられた。
ほんとうにかすかな残り香だけれども、それは少しだけ胸の底に閉まっていたある想いも呼び覚ます。
「わかる?この間遊びに行った雑貨屋さんにね売ってたから買ってみたんだ、これ」
といってうさぎが鞄から取り出したのは小さな丸い入れ物だった。
手のひらサイズのそれをちびうさの見える位置にまでもってくる。
覗き込んでもいまいちピンとこない。
「・・・・なにこれ?」
「香水よ」
「これが?だって香水って」
「練り香水って言って・・・・ほらこうやって」
ふたをはずして見えた中身はどうみてもちびうさの記憶にある香水とはほど遠い。
それをうさぎは手にとってこうして、と実践してみせる。
そうするとたちまち香りがあたりに散らばってちびうさの鼻腔をくすぐった。
「この香り気に入ってるんだ」
ふふふとはにかむうさぎがとても綺麗に見えて思わずちびうさは頬をほのかに赤く染めた。
少しだけ懐かしいのは昔から馴染みがあったから。
お気に入りって言っていた、だから私の知っているママと同じ香り。
なんだか急に懐かしくなってしまいふいにちびうさは黙り込んでしまう。
どうにか気を紛らわせたくて、咄嗟についてでた言葉は、
「・・・・いいな」
の一言。ずっと憧れていた、だから少し羨ましい。
「じゃあちびうさもつけてみる?」
自分だけに向けられた優しい眦(まなじり)と視線がぶつかる。
「いいのっ?」
「ほらもう少し寄って。つけてあげる」
触れ合う瞬間駆け巡ったのは小さい頃の思い出。
そういえば昔もこうやって側に寄って髪の毛を結ってもらったりしていたっけ。
思い起こされるのはそんな些細なものだけれども今も同じように優しい手に包まれている。
こんなときすこしどきりとしてしまう。
うさぎとママ、どちらも同じ人のはずなのになんだか別人に思えたり、けれどもこうして些細な事がきっかけで二人とも同じ人なんだなと実感してしまう。
一番身近な憧れの人。
だからもう少しだけこうしていさせて。
「なぁに?甘えん坊さんね」
体を少しだけ預けてきた未来の娘にうさぎも照れ隠しをしながらも笑いかけてきた。
あとがき☆☆ ★☆
いつもとはちょっと違って親子モノ
ちびうさちゃんは絶対うさぎちゃん似のツンデレだと思います。
うさぎちゃん限定で。
普段おしゃまさんなのにふとしたときにめちゃくちゃ素直で照れて
そんなところがめちゃ可愛いです。
そんなちびうさちゃんが書けたらとおもい頑張ってみました。
この気持ち未だ未開花(アダルシャンシリーズ二次)
私だけの宝物―
たくさんあって決められないけれどその中でもあれは特に最近のお気に入り。
回廊を曲がると背の高い男性の姿が飛び込んできた。
もっと明るい色を着ればいいのにと何度か忠告したのにもかかわらず彼の男性が身に纏うのは漆黒の闇の色。
墨をたらしたかのようなつややかな黒髪と一体となって実は内心好んでいたりもするのだがそれはまた内緒の話だ。
そんなユスティニアの夫であるアレクシードの姿を見とめてユスティニアは近くへ寄ろうと少しだけ歩調を速めた。
本日の予定であった勉強の時間もすでに終わりあとはお茶の時間まで時間を持て余していたところだったからちょうどよい。
どうせなら一緒にお茶も誘ってみようとユスティニアは意気込む。
あんなところにいるのだからこのあとの予定は開いているのだろうと勝手に思い込む。
急に足を止めたのは アレクシードが軽やかな声を発していたからだ。
次第に近づき肉声が届く範囲にまで近づき、ユスティニアの耳に入ってきたのは夫アレクシードのほがらかな笑い声だった。
彼が談笑しているところが珍しかった。
いつもは渋面をつくっている印象しかなかったし、何よりもその笑顔はいつもは自分に向けられているものだったから。
けれども今は別の誰かに向けられている。
一体誰だろう?ユスティニアは彼をあんな風に笑わしている相手が知りたくなって背伸びをする。
義姉のアゼリアだろうか、それともフラッド、まさか国王なんてことはあるまい。
心の中で日頃アレクシードが親しくしている者たちを浮かべていくものの何か違うとそのすぐ側で打ち消していく。
体を大きく揺らしてようやく目に飛び込んできたのはいかにも貴族然とした数人の令嬢たち。
ユスティニアも何度か目にしたことのある者だちだ。
アゼリアが招いたのだろうか、帝国から帰還してまた王城で暮らし始めたユスティニアの話し相手にとアゼリアは以前にもましてこうした令嬢たちを自身のお茶会に迎えるようになった。
アダルシャンに嫁ぎいくらかの年月を過ごして少しずつ少女へと成長する義妹に心を通わせる友人が出来ればとアゼリアも心を砕いていた。
ユスティニアより少し年上の少女たちは流行りのドレスや青年貴族たちの話や異国の宝飾品などの話題でいつも持ちきりで、彼女にしてみれば故郷の姉たちを思い出させるような少しだけ郷愁の念を抱かせたりもする。けれどもアゼリアの好意だし年の近い少女たちと話すことは案外退屈ではないと近頃ユスティニアは感じていた。
けれども今回ばかりは何故だか胸の痛みが先行した。
私だけの―
その思いが心を占める。
そろりと窺っていたつもりだったがそれはユスティニアだけが感じていたことか、件の少女たちは彼女の姿を目にとめると挨拶をし去っていった。
またのちほど、という言葉とともに回廊を去っていく。
「ああ、ユティ勉強の時間は終わったのか?」
去っていく令嬢たちを見送ってアレクシードはユスティニアを振り返り声を掛けた。
いつもと同じその表情も声も見知ったそれと同じ、親しみを感じる優しい声音。
「あんなもの私にかかれば造作もない」
なにか、自分でもわからないもやもやが頭一杯に広がってしまいユスティニアはついぞんざいな受け答えをしてしまう。
すぐにぷいと顔を背けてしまったユスティニアを訝しがってアレクシードはぽんと彼女の頭の上に手を乗せる。
「な、何をするっ!」
子ども扱いするでないとユスティニアは乗せられた手を勢い良く振り払おうとする。
「え、いや、なんか元気なさそうだったからつい」
「ついではない。私は子供ではないのだからそのようなことをされても嬉しくない」
困ったとばかりにうーんと唸りだすアレクシードを見上げてユスティニアは少し悲しくなった。
やはり彼にとって自分はまだまだ子供なのかと。
最近では痛切に感じてしまう、彼との距離、心の差を。
ああなんと厄介なのだろう。
この気持ちなんというものか。
「ご機嫌を直してください。我が姫君」
そっと見上げれば優しい瞳とぶつかった。
ユスティニアの大好きな宝物。口の端を上げた柔和な面持ちも自分だけを見つめる慈しみのこもった瞳も彼女のお気に入り。
未だ未開花のこの気持ち。
心だけが知っている。
今はまだ分からなくてもいい、いずれきっと知るときがくるまでは。
あとがき。
すみません、収拾がつかなくなりました。
時期的には最終巻のあと数ヶ月後くらいで。
ユティ無自覚のやきもち話です。
そのうち16歳くらいのお話も書きたいです。
こちらにいらしているかたでアダルシャンシリーズご存知の方はいらっしゃいますかね??
アクセス解析なんかみてるとたまに検索かけてくれるかたなんかもいらっしゃったりで2つくらいしか二次書いてないのに嬉しいやら少なくってごめんさないやらです。
アダルシャンも大好きなのでもうちょい書いていきたいな。
できればユティ16,7歳でちょい寸止め話を
魔法にかけられて
期待度満点のディズニー最新作を観てきました。
アニメから実写になったディズニーのプリンセス
突っ込み度満点、つーか自分たちで突っ込んでます的な宣伝が印象なこの映画
今までのプリンセスたちの王道や小ネタが随所に見られ、お姫様モノなのにこんなに笑えていいわけ?な映画ですが勿論そこはディズニー
ちゃんと胸キュン場面もちりばめられ、ドキドキ度も満点です。
なんなの??なんなのよっ!この胸キュンっぷりは!!
天真爛漫なお姫様に最初は呆れつつ・・・・なロバートが次第に・・・・・なところがたまりません
やばいです
なんなの!その眼差しは!!
っていうくらいに。
本当にオススメですよ〜
突っ込みどころもたくさんです
感想なので以下ネタバレGOGOでいっちゃいます
いや、上も結構色々書いちゃってますが・・・
こんな感じで書いてますが私ディズニー系の王子様はあんま好きくないです(爆)
子供心に登場時に歌いながらでてくるってどんなもんよ?って思っていたような子だったので
エドワード王子も歌います
歌ってるよ!つーところで一人笑いをこらえるのに必死
つーか王子様が面白すぎます
実写版はカッコいいのですがやっぱ、実写ですごい衣装着てるし王子だし
現実とのギャップでやられます
プリンセス、ジゼルもやっぱり歌います
そしてニューヨークという場所柄集まってきたのは・・・・・・・
○○○○がたくさん登場したところはちょぉっとさすがに引き気味
普通のビジュアルで末恐ろしいものがあります。
素でファンタジーなことを口走るジゼルに周囲も唖然。
突然泣き出すし
魔法の妖精さんがいないわ、どうしましょうというジゼルにロバートの娘が取り出したとっておきの魔法は・・・・・
うっわぁ〜めっちゃ現実的
ある意味最強
最後はもちろんハッピーエンドです
全部につっこんでいたらきりがないのでこのへんで
ミュージカル映画大好きなので作中でジゼルが思い切り歌ってバックダンサーも巻き込んでのシーンにかなり感激
突っ込みしつつやっぱりディズニーの王道プリンセスものは大好きなんですよね
王子もうたっちゃうけどさっ
舞踏会シーンではやっぱしエドリディを思い出しちゃいました。
最近ドレス、西洋風だとどうしても伯妖を連想しちゃいます
コバルト本誌
3/18です
コバルト本誌にて伯爵と妖精アニメ化決定大発表〜〜
かなりの期待で読みましたが・・・・
それいじょうのことはなにもなく・・・
とりあえずアニメ化しますよ〜な発表で終了でした。
ドラマ化特集ってことでキャストさんからの一言なども載っていて、そっちのがメインでしょうか
今回のお話は2本立てですね
ケルピーとの出会いを書いたのと紳士〜と
あらすじ読むにケルピーとのお話は回想で・・・みたいなかんじかも
なんかそんなような描写がかかれてあったので
間違ってらすみません
そして谷さんのお言葉で、アニメでトムキンスが気になると
はい!私も気になります
本編十何話、未だ挿絵での登場ならず、伯爵の万能執事様
メロウの血を引く背びれを持った執事様ですよ
そりゃぁ気になります
どのようなお方になるのでしょうか???
むしろトムキンス初登場にドッキドキ、テレビの前で大絶叫かもしれません
アニメ絵は次号のコバルト本誌でお披露目だそうです
ついでにキャストも
ってことはドラマ版とは違うのでしょうか??
実はドラマ版持ってないのでちゃんと聞いたことなくって
ネットでは既にどうなる?変わるの?的な憶測がかなり飛び交ってますよね
私的には先入観がまだない分変わっても別に・・・・なところがあるので
こっちも楽しみです。
キャラデザなんかは5/18発売前にアニメ誌とかに載るでしょうか??
時期的に少し明らかになんて期待しちゃうんですが
あ、そうそう。
次回のコバルト本誌にも伯爵と妖精の短編が掲載ですよ
短編の雰囲気も大好きなので楽しみです♪
今月号はパラ見程度なのですが、ローズテーラーがやばいかんじでした
まさかパメラとイアン先生のからみだとは!!
青木さん、グッジョブです!!
紳士の射止めかた教えます 感想
書いてなかったお話の感想でも
まずは紳士の射止めかた〜から(どーでもいいですが一発変換されません射止めが・・・)
まずはナイチンゲール館から。
そうか、連れ込み宿の常連だったのね・・・・・エドガー
しょっぱなからこんなところに喰らいついてごめんなさい
レストランでの悪友?とのやりとりが好きなもので
こうしてみるとエドガーってば男友達も多いですよね
やっぱり羽目を外す若者どおしつるんでいるのかしら
ポールがひたすら可愛いです。
彼にはずっと純粋でいてほしいなぁ
だからリディアがナイチンゲール館へ誘ったときの反応も面白いというか・・・・
エドガー日頃の行いのせいでは??とおもったのは私だけではないはず
会話のかみ合わないところもいいよね
リディアはそのままの意味なのにエドガーは違うほうの、裏っかわの意味で色々考え込んで
ナイチンゲールの指南というか極端なやり方も楽しくて好きです
そしてやっぱり私的ポイントはリディアとエドガーのロンドンデートでしょうか
二人で歩いてウィンドウショッピングだなんて素敵!
フロックコートとドレスで石畳の街中を歩くだなんて、それだけでロマンに溢れますよね
残念ながらリディアがついいつものちょうしで意地を張ってしまったのですぐに幕引きとなっちゃいましたがこれでおしゃれなカフェとかにいって二人でお茶でも♪なんてことになってたらそれはそれで楽しかったんだけどな
お店とか二人でめぐったりして今回の中では一番好きかもです
勿論一番のオススメポイントはリディアがエドガーから睫毛にキスをしてもらうために四苦八苦しているところですよ♪
最後のニコの台詞にすべてが凝縮されてますよね
リディアってば往生際が悪いですよ
もう素直に認めちゃえばいいのに
エドガーに会って恋の年齢が元の自分と同じになるなんてそれだけで色々とあらわしているのに
短編は谷さん公認二次創作っぽい雰囲気が好きです
本編がいま辛い分短編を読むとにやけちゃいますね
遅ればせながら
マーガレットなど色々読んだので感想でも
悪魔とラブソング
先生がついに正体を現したというか余裕を無くしたというか
一方でマリアが滅茶苦茶可愛かったです。
なんて、健気なんだ
無事合唱コンクールが終わったので次はテレビ放映と先生とのやりとりでしょうか
クラスメイトとの関係も今後の見所かな
もしくはまたなにかでっかいことでもおこるのでしょうか?
目が離せませんね
コルセットに翼をも読みました〜
こっちも楽しみな作品です。寄宿学校の中で戦う女の子たち
そうそう、絶対彼氏がドラマ化なんですね
最近は本当に少女漫画原作が多いですね
昔はもうちょい大人向けの漫画が原作になんてのはありましたが今は普通に少コミとかはなゆめとかなんでもござれ
正直これもびっくり
渡瀬さんの漫画は一通りよんだことあるのですが、これはラストどうなるんでしたっけ?
渡瀬さんといえばやっぱふしぎ遊戯と妖しのセレスかな
どっちも面白いですよ〜
展開的に好きなのは妖セレのほうですが
ドラマ化といえばいまプチコミックで連載している北川みゆきさんの作品のがドラマにしたら面白いと思うんだけどな
こっちは展開がいまめっちゃいいところなのでもぅちょい経ってからのが楽しめそうですが
今月号がやばいんです!!!
明後日は18日
コバルト本誌の発売ですよ
新情報に期待しちゃいます
アウローラさん絶好調
タイトルに意味はないです。
私の中でアウローラさんがブームなだけです。
フレデリックさんとのやりとりとかも書きたいんですが、彼の行動がつかめないので難しいです。
きっと頭の中は鉱物のことで一杯です。
きっとはじめてみる大きな町や汽車に目をきらきら輝かせていたんでしょうね
そうしてたまにフレデリックが驚いてみたり
島での暮らし同様きっと絶好調に前向き元気だったんじゃないかなぁなんて
彼女の恋に前進なところが大好きなんですよ
だって美人じゃないわって落ち込んでみたり
そのあとすぐにわたしもっと髪の毛もお手入れするって頑張ろうとしてみたり
そんなところが可愛いですよね。
やっと?会いに来たフレデリックに一直線で駆け落ちを持ちかけるところなんかも
お茶とお菓子と少しの君と(伯爵と妖精二次)
テラスの一角、上等な椅子や真っ白なテーブルクロスに囲まれてリディアは戸惑っていた。
目の前には高級な茶器が並びこれからお茶の時間が始まることを連想させる。
それはいい。
なにしろここはテラスなのであってそういうふうにお茶を楽しむところでもあるのだから。
けれど、目の前で給紙をしているのは、この屋敷の主人でもあるエドガーだった。
「ちょっとエドガー、なんのつもり?」
午後も早々にテラスへと連れ出され座らされたリディアは少しばかり不機嫌そうに雇い主でもある伯爵へと問い掛ける。
なにしろ仕事の最中にいつものように待ったなしで連れ出されたのだ。
どうせまた碌でもないことと警戒心が募ってしまう。
「なにって、お茶の時間だよリディア。とても貴重なお茶が手に入ってね。ぜひともリディアと一緒に楽しみたくって少しだけ早いけれど呼んだんだ」
「だからってどうしてエドガーがお茶をいれているのよ?」
「愛する人に自分の淹れたお茶を飲んでほしい、僕の純粋な気持ちだよリディア」
ポットを片手に熱心に見つめられるとそれ以上はなにも言えずにリディアは押し黙ってしまう。
そうやって暖かい瞳で見つめられるとうっかり本気を見つけてしまいそうになる。
そうするとその本気を信じてしまいそうになるからだ。
リディアは何か言おうと口を開きかけるが結局は口をつぐんでしまう。
蒸らし終わったお茶がティーカップに注がれる。
美しい琥珀色の紅茶からは芳醇な香りがただよいリディアは口元を緩める。
伯爵邸でいつも出される高級なものと比べても、今目の前に出された紅茶は格段に値の張るものに違いない。それくらいの違いがリディアにも分かった。
そうして用意されたカップは一つきり。
他に用意された形跡はない。
「エドガーの分はないの?」
「あぁ。今日はリディアのためのお茶会だからね。僕はリディアをもてなす側なんだ」
「そ、そうなの?」
てっきり二人でを覚悟していた分リディアはすこし拍子抜けをした。
その中に少しだけ寂しさを感じ取って、内心慌ててしまう。
「エドガー様。用意が整いました」
「あぁレイヴンご苦労様」
そうして用意されたのはトレイに盛られたサンドウィッチやスコーンに鮮やかな色のフルーツ。
典型的なアフタヌーンティーのスタイルだった。
ただし少しだけいつもより不恰好。
こころなしかサンドウィッチの端が少しだけよれている。そして具が少しだけ飛び出しているものもある。それでもそのいかにもといった手作り感が微笑ましい。
「さぁ、リディアどうぞ」
「え、ええ。有難う」
いまいちお茶会の趣旨を理解しないままリディアは恐る恐るサンドウィッチに手を伸ばす。
なにしろエドガーに熱心に見つめられ、背後からは心なしかレイヴンの視線も感じるのだ。
注目されたままの食事に慣れていないリディアはどうしていいものか分からず自然動きが堅くなってしまう。
一口サンドウィッチをかじって飲み込む。
落ち着かない。
一人でお茶会、しかもエドガーが給士だなんて余計におかしいし不自然極まりない。
「ほら、リディアこっちのスコーンも美味しそうだよ」
にこやかに次を勧めてくるエドガーにリディアはついと視線を向ける。
「で、これは何の真似なの?二人してさっきから」
「何が」
睨みつけるリディアに対してエドガーは穏やかな笑みを崩さぬまま白を切ろうとする。
「何がって。エドガーが給士をするなんておかしいじゃない。レイヴンもずぅっと後ろにいて視線を感じるし。二人して何をたくらんでいるのよ」
「あぁ、レイヴンがリディアを見つめていたのはサンドウィッチが気になったからだよ」
「なぁに、レイヴン。お腹すいているの?だったら一緒に・・」
「違うよリディアそういうことじゃなくって」
「じゃぁどういうことよ」
先ほどからちっとも容量を得ないことばかりでリディアの声も知らずに力が入る。
「今日が何の日だかわからない?」
「今日?今日は3月14日よ。それがどうかしたの」
いつもと変わらない日。普通に仕事のある日。
リディアには特に何か特別なことが思いつかなかった。
「僕としては今まで君に余計なことを吹き込む男がいなくって嬉しいところだけどね。今日は3月14日。ホワイトデーだよ」
ホワイトデー、バレンタインのお返しの日と世間では騒がれている日だったような。
そういえばとリディアもその事実を思い出す。
何しろ故郷の街では変わり者扱いをされていたリディアだったし妖精たちはそもそもそんな人間たちの風習なんて無頓着だ。
「そうか今日はホワイトデーなのね」
「そう―だから今日はリディアをもてなそうと屋敷の皆で、といってもレイヴンやトムキンスだけど、たちと計画をしてね。みんな是非にと言うものだから」
そういってエドガーはリディアの髪の毛を一房すくい上げてキスを落とす。
「そのサンドウィッチもトムキンスとレイヴンが教わりながら作ったんだ。勿論スコーンもね。僕も混ぜたりしたんだよ」
だから食べてみてと言われリディアはスコーンにも手を伸ばす。
ほんのり焼きたてのスコーンは暖かく手で割ると湯気が立つ。
そのまま何もつけずに口に運ぶと温かみのあるやわらなかな甘みが口いっぱいに広がった。
「美味しいわ、ありがとう。エドガー、レイヴン。あぁエドガートムキンスさんは?彼にも直接お礼がいいたいわ」
まもなく加わったトムキンスも交えてリディアは改めて御礼を言う。
みんなの気持ちが嬉しかった。
リディアのために心を通わせてくれる、その気持ちだけで十分なのに。
みんなでお茶にしましょうとリディアが提案して全員でテーブルを囲んだ。
当然のようにエドガーはリディアの隣に座りそっと耳に顔を近づけてくる。
「テーブルに飾ってある花もねレイヴンが摘んできたんだよ」
以前よりも感情を表に出すようになったレイヴンにエドガーも喜んでいるのだ。
リディアもこうして暖かい時間を皆で一緒に過ごせる事が嬉しいと感じている。
こういうふうにずっと小さな幸せが続いていく、そんな未来を感じさせれる一瞬が今確かにここにある。
「勿論、僕からのお返しも期待していていいよ」
さらにエドガーはこんなことを続けてくる。
「えっ?もう貰ったじゃない」
驚いてリディアはつい聞き返してしまう。
「今夜僕を自由にしてくれてかまわないよ。リディアのために今夜の予定はあけてあるからね」
「あけてたって私は知らないわよっ!!」
平気でそんなことをいうものだからリディアの叫びがテラスにこだました。
あとがき
突発、そういえばホワイトデーでした記念企画です。
まえに書いたバレンタインと対。
ついでにいうならこの時代ホワイトデーなんてないじゃんっ!などという突っ込みはなしでお願いします。
一度途中アップだったのに拍手がついてました。
ありがとうございます。
そしてこれで正式アップ。
ラストとあとがき追加です。
リアルにお風呂入ってきました。ネットにかまけていると母に叱られます
拍手お礼です
ひさしぶりにかいたまも/ うさ話への拍手有難う御座います!!
最近若干放置気味だったまも/ うさですが、アップしたあとに拍手をいただけて嬉しかったです
いつもいつも応援してくださる方、有難う御座います
3/10にメッセ付で拍手をいただきました。
心当たりのある方だけ以下ポチッと押してください。
ニコ♪
伯爵と妖精の愛すべきキャラクター、ニコ。
たまぁに微妙なお父さん心を発揮?する素敵なリディアの相棒です
紳士の射止め方おしえますのラスト付近でそう思うのですよ
わざとゴシップ誌をおいておいちゃうところあたりで
なんだかニコのお父さん心を感じちゃいます
きっとリディアをエドガーにとられちゃうようで内心ほんとうに自分でも気付いてるかってところで少し面白くないんだろうなって
だからお父さんの目に付くところにゴシップ誌をおいちゃうとか
なんてことをかんがえてたらこんなの思いついちゃったのでここに載せちゃいます
「もうニコッたらまたフレデリックに見せ付けるようにこんなもの置いておいて」
「俺は読み終わっちまったからな、つい置き忘れただけだ」
「またそんなこといって。内心面白くないんでしょ、リディアが取られちゃう様で」
「別にそんなことないさ」
「リディアも前途多難ね。うちには父親が二人もいるんだもの」
「アウローラは心配じゃないのかよ。女をとっかえひっかえしているような男だぞ」
「そうねぇ・・・。それでも最終的にはリディアが選んだ男性だもの。私はリディアを応援するわ」
もしアウローラがいたらこんな会話が繰り広げているんじゃないかなぁなんて
しっかりとリディアたちを応援してそう
そしてカールトン氏やニコのお父さんっぷりをみてまったく、男親っていうのはとかなんとか苦笑していそうですよね
実はアウローラがとっても好きです
彼女もとっても魅力的な女性ですよね
是非番外編は学者と妖精で、駆け落ち後のお話をやってほしいものです。
メールが届きました
昨日寝る前にケータイをみたらへんな題名のメールが一件
おめでとうございますってなにさ?と開いてみたら
コバルト文庫の抽プレカレンダーの当選メールでした♪
締め切り30分前に駆け込み応募したものがあたっちゃったよ!!!
伯爵と妖精のイラストが手元に!!!
事前イラストでは紹介されてなかったから気になってたんですよね
わたしとしてはラブラブ絵希望です
3月中には届く予定って書いてあったので楽しみです
他にも大好きなシリーズがたくさん収録されているのでイラスト堪能したいなぁ
久しぶりの当選で嬉しいです
懸賞ってやっぱ当たると嬉しいですよね
スキャナで画像取り込みはNGだと思うのですがデジカメでこんな感じですっていうのはアップしたいなぁなんて
文学少女は語ります
「さぁっ、心葉くん。今日は文学少女シリーズについて紹介よ。私たちの活躍ぶりをもっと広く世の中の人たちに知ってもらわなくっちゃ」
「それをいうなら遠子先輩の無鉄砲ぶりのことじゃないですか」
「まぁっ!失礼しちゃうわ。私の何処が無鉄砲なのよ。私はごく普通の文学少女よ」
「ごく普通の少女はいきなり読んでいた本のページをびりびりやぶって食べたり後輩に毎日おやつをねだったりしません」
「心葉くんたら先輩に対する心遣いがたりなーい!」
「だったら遠子先輩も少しは僕のことをいたわってください。ってほら、今日は一応文学少女シリーズをオススメするんでしょう」
「そうよっ!言い合いをしている場合じゃないわ。私たちの活躍を知ってもらわなきゃ。」
「活躍って・・・・・遠子先輩の暴走ップリをの間違いだと思うんだけどな」
「心葉くんひどーーーーーーーいっ!!」
「さて、文学少女シリーズは現在番外編合わせて6冊でています。毎回に通して言えるのは普通の高校生の僕こと井上心葉が文芸部部長の文学少女天野遠子に振り回されるという非常に切ないお話です」
「心葉くん違うわっ!もうさっきからひどいわ」
「あらさっきから全然進んでないじゃない。いいわ、私が紹介してあげる。文学少女シリーズは私が遠子のヌードを描くまでを追ったスリリングな愛の軌跡を綴った物語よ」
「ちょっ、ま麻貴!私はヌードになんてならないわよ。絶対にならないんだから!!!」
「えーただ今絶賛発売中です(本気でどうでもよくなってきた・・・・)」
以上文学少女シリーズ紹介ショートでした。
うーん、最後は収拾がつかなく・・・・・
コミカルだけど悲しい学園ストーリーです。
やっと本編最新刊まで読み終わりましたので紹介特集書いてみました。
甘いストーリーが好みの方はちょっと食指がずれちゃうかもですがこっちもオススメですよ
毎回色んな名作が作中で紹介されているのもポイント高し
近現代文学なんてテストのとき何々派とか覚えるの超大変で放棄していましたがこれの3巻あたり読むと現代文の授業もきっと楽しくなるはずです
私も久しぶりに読み漁りたくなりました。
以下リストです
文学少女と死にたがりの道化
文学少女と飢え乾く幽霊
文学少女と繋がれた愚者
文学少女と穢名の天使
文学少女と慟哭の巡礼者
となってます♪
前編主人公の心葉くんの一人称ですすんでいきますが、野村さんの書く文章はすぅっと頭の中に入っていくのですぐに世界に入れちゃいます。
そして遠子先輩のキャラクターがいいです。
本を愛しちゃっているので語りがとってもながくそして飽きません
ずっと聞いていたいくらい
明るい突撃娘、けど最後はずしっといいこといっちゃう文学少女が大好きです。
前から何度も叫んでいる通り
本編5巻の感想としてはちょぉぉっと心葉くんに感情移入ができなかったかな・・・
5巻は三角関係なので、幼馴染みの女の子と高校に入って友達になった友達以上の女の子。
しゃきっとしろや!!と活を入れてやりたくなること数回
その代わり遠子先輩は最後までかっこいいです
透明感のあるイラストも必見ですよ
レーベルはファミ通文庫です。
春は好きですか?

久しぶりにアクリルガッシュです。
水彩風に薄めて使いましたが肌色で既に失敗・・・・・
影が濃すぎた、そしてアクリルは一度乾くと修正不可能・・・・・
ここだけがアクリルの怖いところです。まぁ乾くと落ちない分下手に輪染みができないとかいろいろ利点もあるんですけど
その時々ってことですね
透明感のあるふうにしたかったのでベアトップです
ホントは裸にしようとも思ったんだけどそれはちょっと不味いかな、つーかスカートは履かせたしとか散々思い悩んでベアトップ
単に袖のある服を着せたくなかっただけとかいう
スカートは勿論ふんわり系で、これにロングネックレスをつけてハンドバックをもてばパーティースタイルの出来上がり♪
髪の毛もハーフアップで
最近投稿用葉書イラストばっかりですね
これもそんな感じで。
某読者用冊子に。
春服が書きたいのでまた今度次はカラーインクで描こうかと
次はワンピにしようかな
午後は素敵な恋模様(まもうさ二次)
重い色の空模様を何気なしに見やるとふと先日あった出来事がさざ波のようにうさぎの頭を浸食した。
あんなことを聞いてしまったからだろうか。
だからこんな空模様を見上げてふと脳裏に掠めたのかもしれない。
あのときの会話と、彼の面差しを。
このころの空虚な、何かをぱらぱらと落としてしまったかのような脱落したような思いがそれを増長させる。
「うっさぎ〜!どうしたのよっ。ボーっと立ち止まっちゃって。さては男のことを考えていたな?」
どんっと後ろからの衝撃とともに溌剌とした親友のからかいまじりの声が聞こえた。
「もぉぉ!なるちゃんたら、びっくりするじゃない」
「あら、声はかけたのよ。だけどうさぎったらずぅっとボケっとしちゃって全然反応しないんだもん」
「ごめん」
それは悪いことをしたとうさぎは素直に謝った。
「で、なぁに?やっぱり気になる男の人のことでも考えていたのかな?」
自分でもわからない気持ちに言葉がついたかのようにうさぎの心臓がどきっと大きく波打った。
「ははーん。図星ですか」
「まっ、まさか。そんなことないわよ。大体なんで男限定なのよ」
「だぁって、テストで赤点とっても遅刻してもうさぎはそんなに落ち込まないじゃない」
「私だって赤点とったら落ち込むわよ」
親友の失礼な一言にうさぎは反論をする。
確かに毎回赤点をとってしまうがうさぎだって好きでとっているわけではないのだ。
そういえばお勉強も大切よなんてどこかで聞いた気がするのは何故だろう。
「だけどそういうときのうさぎともちょぉっと違ったのよね」
「え?」
「だからね、これは親友のカンよ、カン」
ふふっと笑ってなるはうさぎの前に回りこんで彼女の顔を見上げる。
その笑顔は自信に溢れていてうさぎは不覚にもうっとたじろいでしまった。
本当になんでもないのだ。
そう。ただの思い出。いつもと同じ日常の延長線だった、それだけ。
だから蓋をする。
コバルト来月は?
さてさて来月はいよいよ風の王国の発売です
前回あんなところ、あんな一言で続くとなったある意味今月の伯妖なみに大爆弾な回でしたが
つーか上
上ってなに??
もしかして2巻にわたる??
歴史をモチーフにしている以上先のネタバレがある程度わかってしまうこのお話
前作発売後色々と憶測がされていましたが果たして風の王国はどこに行き着くんでしょうか
なんか歴史モノというよりかは壮大な大河ドラマ、ファンタジー目線で読んでいるので現実とはあまり結び付けたくないんですよね
なのでそこまでしらべても無いです。
あくまで風の王国として楽しみたいので
毛利さんの小説は人物描写や背景描写がとってもこまかくって、文体も淡々としているので第三者目線でその物語を見ることができると思うんですよね
なので主人公にどっぷりと感情移入したいっていう方はもしかしたら好みが別れてしまうかもしれませんが私的にはオススメです。
淡々としている分たまにある心理描写がとっても貴重で淡くってキュンとなってしまったり
もっと!もっとっていう渇望が湧き出てきます
でも読んでいると本当に翠蘭ってばひどい目にあってばかりいるので・・・
幸せになってほしいな
お次は乙女は龍を〜シリーズ
こっちもお兄ちゃんまさかの誘拐??なところで終わっているので気になります
今回アルダが中にはいっていたから間も開いちゃったし
ただただ龍を探すたびじゃなくなってきたんじゃい?な展開なので
榎木さんの日記によると資料としてリダーロイスシリーズを読み返したそうなので次回もしかして・・・を期待しちゃってます
あとはダークローズプリンセス・・・
待ってるんだけどそろそろ・・・でないかな?
サイト訪問
新刊発売ってことで色んな感想サイトさんとか掲示板をめぐってます
みさなんやっぱり預言者のことが気になるみたいで
色んな予想で盛り上がってますね
つーか、謎だらけだったからよけいです!!
ネットで感想を読むのは大好きです。
他の人の想いとか意見とかつっこみとか色々読めるので
そうだよね〜とかこれは気がつかなかったとか色々思いながら巡ってます
そして私はというと新刊は悲しくって読み返せないので紅の騎士〜とか短編集を読みふけってます
前巻改めて読むとパトリックがおとなしくって面白かった
今回はめちゃ悪役なのに
顔見せだったのかとってもおとなしい
けど言うことは言う、強いお兄さんですね
多分これから一番の敵になってくるんじゃないかと
つーかパトリックとユリシスが戦えばいいじゃんとか思ってみたり
OP
セラムンのOPが熱いです
ノンクレジットを観まくってます
特にR後半の手書き感が大好きです
雲の動きとか、扉とか、そういうものの手書きがなんだかあったかくって
セルアニメっていいですよね
とにかく今熱い!!!
OPなら無印からRまでの4パターンがお気に入り
作画も綺麗だし、うさぎちゃんの衣装がぱぁっと変わるのがなんとも言えずに好き
R最初のOPとR後半のクイーンに変わるところと
最初のほうは制服のスカートからセーラームーンになったところ
カットの使い方が上手いですよね
ああいう描き方好きです
最近のOPはあんま動かないのが多いのでセラムンみたくにぎやかなのが懐かしいです
セラムンSSメモリアル
スターズは感想書いたけどたしかSSはまだだったので
SSは親子ナレーションです
二人とも息ピッタリ、作中のちびうさのつっこみが激しく可愛いです
SSはリアルではみてなかったんですが最近再ハマリしてぱぱっと観ました
なのでまだ途中一部抜けてます
200話もあるとどうしてもまもうさメインの回が中心になっちゃうので
必然無印に偏りがち
SSはやっぱり最終回の作画ですよね!
伊藤さんの描く女の子が可愛くてかわいくって
うさぎちゃんがドレス姿になって落ちていくところのアップとかマジやばいです
あのシーンだけも観てほしいっ!!
あんなふうに可愛く女の子かけるなんて本当すごいなぁ〜
尊敬しちゃいます
あとはやっぱりフィッシュアイたちの最後のところでしょうか
メモリアルでもちゃんとクローズアップされていたので嬉しかったです
うさぎちゃんの余裕ッぷりが素敵な回
ライバルにだって基本優しい、そんな彼女が好きです
でも娘とは衛さん取り合っちゃうんだよね
少しパフォーマンスも入っているんじゃないかなぁなんてこのごろは思っちゃいます。
Rの時は素だったのかもだけど、SSくらいだとお互いのこと分かっているからスキンシップもこめてやってる部分もあるのかなって
ちびうさ的にうさぎへの不器用な愛情表現なんて
言い合っているときうさぎちゃんはちびうさのことしか目に入ってないっていぅか
そういう自分だけに向けられた視線に少し心がかゆくなってみたり
なんてどうでしょうか??
あとやっぱり初回は作画力入っているなぁとかちびうさの変身とかちゃんと入るとかでしょうか
これで残すところはRメモリアルだけです
4つもそろえちゃったのでRもいつかは・・・・・
なんて思ってみたりなんかして
まぁこればっかりはめぐり合わせかな
ハギスって呪文みたい
ほらバルスとにてるじゃん?
新刊で気になったのでネットでしらべてみました。
郷土料理ね、スコットランドの
なるほど
うーーーー私は食べれないかも
もともとこっち系の食べ物が一切駄目なので
鍋とかでも有名なのあるじゃん?
あれも駄目です
旅行とかしているとその地方の食文化に触れることもあって
地域が違えば文化も違って
色んな食材や調理の仕方があるんだなぁと感心させられます
でも未来は好き嫌いが本当に激しいのでなかなか全部も食べられなかったりで
ちょっと心苦しいです。
でもいつかイギリスには行きたいな
場所は勿論ロンドンにエジンバラ近郊の街です
以下拍手お返事です
願いをこめて(伯妖二次)
窓の外はさんさんと日が照っていた。
青い空の美しい日に小鳥たちがさえずり軽やかなダンスを踊るように何羽も遊びまわっている。
「確か今日だったっけ、リディアが帰るのは」
日付を確認して再度窓にぺたりと張り付く。
つい羽目を外した下町での大乱闘がバレてしまったのが昨日のこと。
海賊の娘ということで最近はちょっとやそっとのことでは驚かなくなってきた祖父も大乱闘の事実には眉間に皺をよせ、困ったような顔をしていた。
心配しているんだと言われてしまえば申し訳ないようなきがしないでもないけれど。
こんなこと昔から日常茶飯事だし。
と色々言い訳をしてみたけれど今こうして謹慎を喰らう羽目になってしまった。
友達の見送りに行こうとしてもメイドやら従者やらがいたるところで見張っているのでなかなか抜け出せやしない。
母親の眠る故郷に結婚の報告をしにいくの、とはにかみながら幸せそうに言っていた友達。
ロタにとっては知らない人だらけのロンドンで唯一気の置ける大切な友達。
そしてロタが今こうして謹慎を喰らっているのはその大切な友人の婚約者のおかげだ。
ご丁寧にも先日の件を祖父の耳に入れたのはあの大悪党だろう。
今はアシェンバート伯爵と名乗っている、ロタにとってはアメリカ時代からの腐れ縁。
まったく。
リディアを独り占めにしたいからってこんな手を使いやがって!
結婚前からここまで狭量だと先が思いやられる。
婚約者の女友達からも取り上げようとするなんて何処までも小さな男なのか。
リディアは大好きだけどあの男だけはやっぱり駄目だ、どうにも気にくわない。
今自分の置かれている状況を思い返してロタはエドガーへの憤りをさらに強める。
自然こぶしを握る力が強くなる。
だからこそ思う。
無事に帰ってきてと。
だってリディアがロンドンにいなくちゃつまらない。
何事も起こらず、先日の一件が嘘みたいに平和で、そして元気に帰ってきてほしいと―
船出にはいけなかったけれども同じ空のした、ここにはいない友にむかってせめてこの願いだけは届いてほしい。
リディア、次会うときはどんな顔をしているだろう―
☆☆--☆☆ ☆ あとがき☆ ☆☆--☆☆ ☆
今回出番の無かったロタ寄りで描いてみました。
心情メインですね。
下町で大乱闘。彼女らしくって好きです。
次巻ではロタが活躍してくれることを願って。
つーかパトリックを一発くらいぶん殴っちゃってください。
以下お返事です
伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる☆感想☆
さぁってやってきました。
新刊感想♪
こないだからちょこちょこ叫んではきましたが今回は長く語っちゃいます
テンションあげていっきましょう
以下ネタバレ感想です。もう読んじゃった〜ネタバレOKというかたはクリッククリック










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