--.--.-- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | |

2007.10.30 21:14

嬉しいのにため息。
これは何故??

大好きな人と一緒にいれれば無条件で心が弾む踊る。
全身全霊で表現したって恋をしているからでまかり通ってしまうくらい恋の力は絶大だ。
それなのに。あぁそれなのに。
出るのは唸り声とかため息とかおそよ恋とは似つかわないものばかり。

あーあ、道すがら小石を蹴飛ばす。
ころころと転がって止まったものをまた蹴飛ばす。
好きな人にこれから会えるのに嬉しいよりもどんよりが勝ってしまう。
コレは何故に。
「よりによって・・・・・・・・・・なんで私がいじわるな魔女・・」
鞄の中に入った台本をジトリと睨みつける。

ことの始まりは数日前。
衛を助けようと始まった演劇騒動。
演目は白雪姫。この演目がいけなかった。
いや、うさぎがお姫様ならは何ら問題はない。
だってうさぎと衛は前世から結ばれた運命の恋人。だからこの二人で白雪姫を演じるならむしろ願ったり叶ったり。
そううさぎは思っていたが世の中そうは上手くいかなかった。
なんだかんだで本命白雪姫の役はうさぎの恋敵のナツミの元にいってしまったからだ。
白雪姫といえば一番の見せ場はラストのキスシーン。
練習とか何とか理由をつけて思い切り直球勝負をかけるナツミに対してうさぎはただ見ていることしか出来なくて。
おかげでここ何日かは大好きな人に会えるのにブルーになるというジレンマに悶々としているのだった。
そうこうしているうちに練習会場が近づいてきた。
問題はちぃーっとも思い出さない衛さんにあるんじゃない?とうさぎが勝手に一連のもやもやを責任転嫁しかけたとき。
うしろから声が掛かった。
練習場近くだから時間近くになると道で鉢合わせもあるだろう。しかしうさぎが衛と練習場近くで鉢合わせるのは初めてだった。
聞きなれた大好きな人の声。
「元気ないみたいだけどさてはまたテストで赤点でもとったか」
この軽口もすでにお馴染みのもの。
「失礼ね!テストなんか無いわよ。私だって色々悩むことだってあるんだから。」
「おだんご頭は元気だけが取り柄みたいなもんなんだからこの後の練習もしっかり頼むぜ。そろそろ役も板についてきたんじゃないか?」
「ひっどーい!元気だけだなんて。ふんっだ。衛さんだって王子様役楽しそうに演じてるもんね。美人のナツミさんが相手でよかったわね。」
軽口を言われた反動か何故か可愛くないことを言ってしまう。
言った後に後悔。
こういうパターン何回目だっけ
「別にそんなこと言ってないだろ。俺は誰が相手だってしっかりと役をまっとうするだけだ」
そうやってかわされてしまうのも面白くない。
だってそれじゃぁうさぎが相手だって役だからで終わってしまいそうだ。
目下片思い中の眼前の男性は乙女心にあまり通じてないのだ。
だから今こうしてうさぎが軽く心に重石を乗せられたくらいの衝撃を受けていることもきっと分かっていないに違いない。
「なによ。役だからって好きでもない人とキスできるんだ。」
言ってフイっと横を向いてしまう。
「あのなぁ、あくまで劇なんだから本気でキスするわけないだろう。フリだけだよフリ」
まさか本気ですると思っていたのか。そう言って衛は嘆息する。
「だ、だけどナツミさんはその気満々じゃない。衛さんだって本番の雰囲気でしちゃうかもしれないじゃない」
「劇は劇だろ。そんな役の中でしたって気持ちが入ってなかったら何にもならないよ。だからおだんご頭も変なことでいちいち気に揉むな。せっかくやるんだお互いいい演技をしようぜ、な?」
衛だってうさぎの気持ちくらい知っているはずなのにどうしてそんなにもあっけらかんとものが言えるのか。
うさぎにはそのあたりがどうしても納得いかなかった。
所詮片思い。そんな言葉がズキリと突き刺さる。
「そりゃぁ衛さんにとってみたら劇だろうけど・・・・。私にとってみたらされど劇だもん!頭では分かっててもやっぱり悲しくなっちゃうんだもん」
頭では分かっているけど。
それはもうむちゃくちゃな論理。でも恋をしているからこその論理でもあるわけで、うさぎにとってみたら心の中身が量りに掛かっているくらいにぐらぐらしてしまうことだ。
「まぁすぐに割り切れなんて難しいかもしれないけど。やっぱり劇なんだから現実とは違うよ。役は作り物なんだし。だから現実でもっと頑張れ・・ってなに言ってんだ俺は」
うさぎの勢いに嘆息し再度言葉を選んで説得を試みる衛は最後には自分でも何を言っているのかよくわからといった風情で愚痴った。
うさぎが衛に好意を抱いているのに何を応援するようなことを言っているんだといった具合だ。
「これがきっかけでなつみさんと付き合うなんてことないよね?」
うさぎとしてはまだまだ心の天秤はぐらぐらしていたがこうして目の前の衛が自分だけのために言葉を紡いでくれることがうれしかった。
だからまだ二人の演技をみるのは辛いけど今はこれで納得しようと心にいい聞かせる。
でもやっぱり最後のこの言葉だけは外せない。
役は役でもこれがきっかけで・・なんてことがまかり間違って本当にあったりしたら悲しすぎる。
「・・・そうだな。知り合ってまだそんなにも経ってないんだし。今はそんなことないんじゃないかな。」
「そっか。」
じゃぁ私だってこれからもっと頑張る!絶対に好きにさせてやるんだから!そう心で叫んでうさぎは衛を見上げた。
ほらいくぞと衛がうさぎを追い立てる。
練習開始まで時間が迫ってきている。
衛のとなりにさりげなく体を寄せてみるも衛のほうもさりげなく距離をおいてくる。むぅっとふくれるも
「そうそうおだんご頭の魔女役も板についてるぞ」
なんていう衛の軽口にうさぎはお約束というように声を荒げるのだった。
「しつれーね!そんなことないわよ!」


★★★  ☆☆★☆あとがぎ★★★  ☆☆★☆   ★★★  ☆☆★☆
うーん・・・もっとあまあまにしたかったんだけど途中で収集がつかなくってしまった・・・
力量不足・・・
時間としてはRの白雪姫騒動裏話を意識して。
ってかまんまその裏話です。
なんとなく思いつくままに~なんて思ってたらえらくグルグルな代物に。
昨日アップしたかったんだけど終わらなくって断念。
一瞬続くにでもしちゃおうかなぁなんておもったけど

あまあまは前書いた二人きりでが今のところ一番かな
なかなか難しいね・・・・・・

なんとか頑張りたいです。





スポンサーサイト

タグ : まもうさ 二次小説 セーラームーン

| セーラームーン | コメント(0) | トラックバック(0) | |

この記事へのコメント

コメントを書く

管理人にのみ表示

↑ページトップ

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

↑ページトップ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。