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2008.03.03 20:26

窓の外はさんさんと日が照っていた。
青い空の美しい日に小鳥たちがさえずり軽やかなダンスを踊るように何羽も遊びまわっている。
「確か今日だったっけ、リディアが帰るのは」
日付を確認して再度窓にぺたりと張り付く。
つい羽目を外した下町での大乱闘がバレてしまったのが昨日のこと。
海賊の娘ということで最近はちょっとやそっとのことでは驚かなくなってきた祖父も大乱闘の事実には眉間に皺をよせ、困ったような顔をしていた。
心配しているんだと言われてしまえば申し訳ないようなきがしないでもないけれど。
こんなこと昔から日常茶飯事だし。
と色々言い訳をしてみたけれど今こうして謹慎を喰らう羽目になってしまった。
友達の見送りに行こうとしてもメイドやら従者やらがいたるところで見張っているのでなかなか抜け出せやしない。
母親の眠る故郷に結婚の報告をしにいくの、とはにかみながら幸せそうに言っていた友達。
ロタにとっては知らない人だらけのロンドンで唯一気の置ける大切な友達。
そしてロタが今こうして謹慎を喰らっているのはその大切な友人の婚約者のおかげだ。
ご丁寧にも先日の件を祖父の耳に入れたのはあの大悪党だろう。
今はアシェンバート伯爵と名乗っている、ロタにとってはアメリカ時代からの腐れ縁。
まったく。
リディアを独り占めにしたいからってこんな手を使いやがって!
結婚前からここまで狭量だと先が思いやられる。
婚約者の女友達からも取り上げようとするなんて何処までも小さな男なのか。
リディアは大好きだけどあの男だけはやっぱり駄目だ、どうにも気にくわない。
今自分の置かれている状況を思い返してロタはエドガーへの憤りをさらに強める。
自然こぶしを握る力が強くなる。
だからこそ思う。
無事に帰ってきてと。
だってリディアがロンドンにいなくちゃつまらない。
何事も起こらず、先日の一件が嘘みたいに平和で、そして元気に帰ってきてほしいと―
船出にはいけなかったけれども同じ空のした、ここにはいない友にむかってせめてこの願いだけは届いてほしい。
リディア、次会うときはどんな顔をしているだろう―


☆☆--☆☆ ☆ あとがき☆ ☆☆--☆☆ ☆ 
今回出番の無かったロタ寄りで描いてみました。
心情メインですね。
下町で大乱闘。彼女らしくって好きです。
次巻ではロタが活躍してくれることを願って。
つーかパトリックを一発くらいぶん殴っちゃってください。


以下お返事です

Ariaさん>
テンプレお褒め頂きありがとうございます。
3月になったので春っぽくイメチェンです。
頑張って選んだ甲斐がありました。
私もよくテスト前とかに漫画とか小説を読み漁っていたので・・・・・
やっぱり気になっちゃいますよね。据え膳は体に悪いです(笑)
ケルピーとアーミンの行動気になりますよね
次回どぅいった行動をみせるのか、ケルピーも何か思うところがあるのかとか色々勘ぐってしまいます。
そしてファーガス。
まさかこんなダークホースが現れるとは!といった心境です。
リディアを率直に口説こうとする男性でしかも人間なんてエドガーにとってはけっこうなライバルだと思うので。
離れる時間が長ければ長いほどやきもきしちゃいそうです。
リディアにはエドガーしかいないと思うのではやく解決してほしいです。
本当、次が待ちきれないですよね
ではでは。
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テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学

タグ : 伯爵と妖精 二次小説

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