チョコレート×チョコレート(まもうさ二次)
チャイムの音にドアを空けるとそこにはうさぎの姿がいた。
そしてぬっと差し出されたスーパーの袋。
「チョコフォンデュしよ」
浮かべるは満面の笑みだった。
中に入っていそいそとうさぎは材料を取り出した。
板チョコレートに、果物はバナナにイチゴにメロンにさくらんぼ、ブドウ・・・と取りあえずスーパーで目に付いた果物全部かごに放り込んでみましたと言わんばかりなセンスだった。
マシュマロにソフトクッキー、ポテトチップス。
「すごいな・・・・・・」
「えへへ〜。色々あって迷っちゃった。これでもかなり省いたんだけどね〜」
なにをどうやって省いたんだ、という突っ込みを衛はかろうじて飲み込んだ。
リビングの机の上にチョコフォンデュセットなるものを置いてうさぎは台所へ戻った。
「さ、まもちゃん。今日は私が準備するからね。待っててね〜」
すでにうきうき声でそういわれても衛としては素直に頷くことも出来ずしばらくその場で固まっていた。
うさぎの料理の腕は・・・・まぁお世辞にも上手とはいえなかったから。
「うさ、俺もなにか手伝おうか?」
「もう!大丈夫だって」
「いやほら。どんなものなのか興味あるし。チョコフォンデュ」
なんとか丸め込んで衛は台所の端っこを陣取ることに成功した。
そのうさぎは言うと。
チョコフォンデュの作り方なる紙とにらめっこをしながらおもむろにチョコレートの包装をはがし始めた。
ボウルに入れ、湯銭か。熱湯でやけどしなければいいけどなどと衛が考えている横でそのボウルをレンジに入れた。
普通湯銭ではないのか、と衛があっけにとられている間にもレンジは電子音を鳴らしながらチョコレートを溶かしていった。
まぁ、卵じゃないんだから爆発はしないはず・・・・・だろう。
爆発はしなかったが、取り出したチョコレートは香ばしい香りに包まれていた。
「・・・・・・・・うさ」
「あはははは・・・。まぁ、大丈夫だって」
誤魔化しきれないその香りは、確実にチョコレートが溶かすを通り越してこげていることを物語っていた。
「これをのばなさきゃ、なのね」
メモと挌闘していたうさぎは冷蔵庫から牛乳を取り出しておもむろにボウルの中に注いだ。
こんなもんかな、と呟いて混ぜ始める。
最初は元気よくだったのが次第にゆっくりになって。
それも今度はうーん、といかいう唸り声つきになって衛はゆっくりとうさぎの背後に進み出た。
「今度はどうした・・・?」
「えっ、あっ」
慌てて隠そうとするうさぎの困惑めいた声を押し破りうえから覗いてみると。
そこには見事に分離したチョコレートと牛乳の姿があった。
「えっと、おかしいなぁ。でも大丈夫だからっ」
どのへんが大丈夫なのか衛がふいに視線をめぐらせた先にはまだ原型のままの果物の山。
これもまだ残っていたのか。
「よおしっ!先に果物から切っちゃおうっ」
勢いよく宣言したうさぎに衛が待ったをかけたのは、ある意味自然な行動だったのかもしれなかった。
その日のチョコレートフォンデュは色々な意味で恐怖の味であった。
あとがき
チョコフォンデュ大好きです
暖かいチョコレートがトロトロで
というわけでほのぼのなんだかギャグなんだかよくわからないものが出来上がってしまいましたが一番の災難はやっぱ衛さんではないでしょうか。
作中のうさぎちゃんの行動は実は、ノンフィクションだったりします。
チョコレート分離事件は忘れもしない文化祭での・・・・・・・・(遠い目)
まもうさ大好きるきです。(*^^*)ここに来るのは今日が初めてだったのですが…まもうさ小説を探しに探してここに出会いました。
すっごく素敵なまもうさ小説が多くて、読んでてとっても癒されました!
どれもドストライクなものばかりなんですが、特に好きなのがまもちゃんが嫉妬しちゃう系はお気に入りで…画メモしちゃいました(笑)
まもちゃんの夢の中でちびうさちゃんがお嫁に行っちゃう!ってお話しも大好きです(*^^*)
私の中で勝手に…ある男の子だと解釈しちゃってます(笑)。
だってエリオスとちびうさちゃん、私てきにナイスカップルなんだもん!
って言っちゃってるし(・・;)…ペルルもいるけど、ちびうさちゃんにはエリオスじゃなきゃだめ!!…って勝手に思っちゃってます(笑)
では長くなりましたが、
また遊びにきます!
2008年07月15日 るき URL 編集











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