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2008.12.08 21:21

さあ、とびきりのパーティーの準備をしよう
一年で一度きりのお祝い事
あなたがとびきりの笑顔を向けてくれますように
「いい香り、お母さま」
キッチンには幸せのかけらのような甘い香りで満ち溢れている。
蜜に惹かれる蝶のように小さな娘がリディアの周りにまとわりつく。
「今日はお祝いの日なの。だから特別よ」
「とびきり!このあいだと同じ!」
ついこの間終わったばかりの自身の特別の日を思い出したのか少女は頬を赤く染めて歓声を上げた。
リディアはキャッキャと喜ぶ娘に合わせるように真正面にかがみこむ。
「まだシーよ?驚かせましょうね」
「わーって、言う?お父さま」
「そうね、きっと驚くわよ」
やったぁと小さなレディはますます大きな声をあげるものだからリディアは慌てて口元に人差し指をやった。
一緒に内緒よ、とポーズをとってくすくす笑いあう。
どれだけ小さくたって女の子は皆一緒だ。
楽しいことと秘密が大好きだから。
「お母様、お花を摘んできたよ」
キィっと小さく音をたてて扉が開けばそこにはたくさんの薔薇を抱え込んだ少年の姿があった。
「ありがとう、とてもたくさんね。大変だったでしょう」
「そんなこともないよ。妖精たちが手伝ってくれたんだ」
そういう彼の足もとには確かにホブゴブリンの姿が見え隠れしている。
「さあ、そろそろ準備も佳境よ。お父様たちが帰ってくるころよ」
リディアがそう急かすと子どもたちはこれから始まる楽しい出来事に瞳を輝かせた。
内緒の支度が楽しくて仕方ないらしい。
割り当てられた準備に子供たちが向かうのを見送ってリディアも一呼吸した。
きっと彼のことだから朝から妙にそわそわした子供たちの様子で気付いているのかもしれないけれど。
きっと何食わぬ顔で驚いて見せるのよ。
だけどね、あなたが楽しんでくれるならいいの。
悲しい過去も経験も今は私たちが包み込んであげられるから。
特別な、あなたが生まれてきた日を一緒に祝いましょう。



★☆★ ★☆★ ★☆★あとがき★☆★ ★☆★ ★☆★
以前リクエストをいただいたエドリディ誕生日です
新刊読んで未来パロもいいなあと思ってこういう形になりました。
もう一個、くっつく前ので考えたのもあるのでそれも今度載せたいです

両思い(つか夫婦だし)なのでリディアには思いきり甘めになってもらいました。
でもツンなリディアも大好きです。
くっつく前のかたくなさ、あれいいよねー
アニメでは怒ったリディアが思いきり堪能できるので楽しいです
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タグ : 伯爵と妖精 二次小説

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| | | 2008.12.09 02:45 |

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| | | 2008.12.09 18:09 |

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| | | 2008.12.09 22:51 |

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