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2008.12.26 22:15

「あー、もうめんどくさいなー」
ゴミ袋片手にうさぎは机の中身をひっくり返していた。
年末も差し迫った冬休みの朝だった。
ごそごそといるものいらないものとをわけながら部屋の中をざっくりかきまわす、おそらく日本中で同じような光景が繰り広げられているに違いない。
お正月は好きだけどこういうのはどっちかというと苦手だ。
「ふだんから片してないからこういうことになるのよ」
後ろから暢気な相の手が飛んできて振り返るとベットの上にちょこんと黒猫が座っていた。
しゃべる猫、ルナだった。
「ルナも手伝いなさいよ。月野家の一員でしょ」
首を後ろにめぐらせてうさぎは喚いた。
「あらあ、私だって忙しいのよ」
「どこが」
「ええっと・・・、あっそうそう。これからアルテミスと見回りに行かなくっちゃだし」
うさぎのジト目に何か感じるものがあったのかルナは慌ててそう付け加えると空いた窓から出て行ってしまった。
逃げるのだけはうまいんだから、うさぎはぷう、っと頬を膨らませた。
ふだんからそこそこ片付けているつもりでも改めて部屋をひっくり返してみると、それでもいらないものがそれなりの量集まるのだから不思議だった。
机の引出しの奥を覗き込むとまだなにか紙屑のようなものが引っ掛かっていた。
「んー、もうぐしゃぐしゃ・・・」
手をのばしてそれをつかんで、うさぎは紙くずを開いた。
ぐしゃぐしゃの紙を引き延ばして現れたのは赤いペンの色。
「うわ・・・30点・・・」
赤い数字が目に飛び込んできてうさぎは唸った。
いつのものだろう。
こんなものが母に見つかったら年の瀬に大説教は間違いない。
「み、みなかったことにしよ・・・・」
慌てて眼をそらそうとしてふと何かが耳の奥からざわめいてきた

―30点!?―

―もっと勉強しろ、おだんご頭

ああ、そういえば。
ずいぶんと昔のように感じられるあのやりとりも今となっては懐かしい
これはあの時のテストなのだろうか?
「衛さん・・・・・」
見つめていたら視界がうるんできてうさぎは慌ててテストを丸めなおした。
まだ一年もたっていない、けれどもそれはずっとずっと昔のように感じられて、ふいに胸が苦しめられる。
今は泣いてばかりはいられないから。
そっとテストを元の場所に戻してうさぎは引出しを閉めた。
待ってて、次は絶対あなたを助けるから。



あとがき☆
若干なにが書きたかったのかよくわからなくなってしまいましたが
初期まもうさイメージで一つ
アニメよりかな

年末ですねー
やっと一息お休みです
年賀状地獄との闘いですけど・・・・

年賀状、丑をからめた年賀絵も描きたいな

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タグ : セーラームーン 二次小説

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この記事へのコメント

いい!!勝手にあるあると思って共感してました(笑)
そうなんですよね…普段から掃除してても、
…いざ始めてみると色んな所に目がいってしまっていつの間にか、なかなかの重労働に(--;)
テストを見つけてからのまもうさくだりも最高でした(*^□^*)
未来様のまもうさを年末に読めちゃうなんて幸せぇ~(*´∀`*)

| ちこ | URL | 2008.12.27 02:32 |

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