--.--.-- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | |

2009.06.11 20:25

駆け足で本編読破

第一巻のフェリックスはまだ遠慮とデリカシーがあるな、と読み進めていくとわかる

後半に行くほどフェリックス大暴走
初期の一話完結も好きだけど、後半の続きもの的な展開も好きです

昔のコバルトって、大体何冊も一話完結をやって、そろそろ締めるかってところで物語が大きく動く感じがします

そんなわけで初期お気に入りは王国売りますとお城には罠があるの二つ
どっちもシュシナック登場だし、展開のテンポがよいので好き
お城には~はシュシナック初登場に加えて、フェリックスが監獄にぶち込まれるから
彼の監獄日記が好きです

王国売りますはもちろんシュシナック大活躍なのと、フェリックスの静かな怒りがたまらないので

後半になると、フェリックスが暴走を始めるのでちょっと暗くなるんだけど
やっぱりフェリックスが過去と決別したというか、ふっきれた緋色の檻かな

あのお話はもうっ
フェリックスのお母さんが切なすぎて…
ストーカーなんて大嫌いです
特に身分のある人物がそんなんだったりすると…
切なすぎる

あとリゼットとマイエ編も好き
このへんではフェリックスも大変だった

コラリーさんの王妃騒動も勃発だったし
コラリー自ら、私が王妃なんかになったら大変なことになるわよとか言ってるし、たぶん誰もそれを否定しないところがいろんな意味ですごいと思う


テランス陛下も最後まであんな感じだったし
彼の首根っこを捕まえてくれる女性をみたかった、とかいうのは多分あの当時のファンの共通の想いだったのではないかと

久しぶりに読むと、フェリックスの言動、楽しませてくれます



そんなわけで以下、即興コラフェリです



「リゼットさん、おめでとう!」
「ありがとう、コラリーさん」
とある昼下がり、ローランスきっての人気カフェにて女性が二人お茶もそこそこに話に花を咲かせていた。
「それにしても長かったわよね。やっとお許しがもらえたの?」
お許しとは当然リゼットとマイエの結婚である。
あの騒動から数年、やっと侯爵もしぶしぶながら二人の仲を認め、結婚となった。
「ええ、そうなの。完全にとはいかないけれど…」
「でも立派な進歩よ!結婚式はいつするの?」
「ええ、もちろん。それよりコラリーさんこそ、大丈夫?」
「な、何が…?」
リゼットの声に少しだけコラリーの声が上ずってしまった。
「だって、まだ体調万全じゃないのでしょう」
リゼットは気遣わしげにコラリーをみやった。
いや、性格には体の一部を。
「平気よ、もう。みんなして大げさなのよ。私は大丈夫だって言っているのに」
「でも…」
「大丈夫じゃないから心配するんだ」
リゼットの声に重ねるように、第三者の声が割って入った。
「フェ、フェリックス!どうしてっ」
コラリーは驚いてしまってがたんと立ち上がった。
今日の行き先は彼には内緒にしていたはずなのに。
というよりも、コラリーの外出を快く思っていないのだ。こっそり玄関をでてきたのに、どうしてこの男は目の前にいるんだろう。
「コラリーの行動パターンなら全部頭に入っているから」
「もうっ!今日はリゼットさんとお茶なのよっ!男子禁制、さっさと帰ってよね」
「いやだ」
「どうしてよ」
「そういうわけにはいかない。安静にって医者から言われてるのに、勝手に外をふらふらしているのはコラリーの方だから」
「ふらふらって!」
「まあまあ、コラリーさん。フェリックスさんも心配しているのよ。今は一人のからだじゃないんだし」
二人の剣呑な様子にリゼットが割って入った。
そもそもこうして今コラリーの頭に血が上っている状況の方が体に悪いのではないかと思わなくもなかったが。
「いいのよリゼットさん。フェリックスには本当頭に来てるの、だってこのあいだからあれはするな、これはするなってずぅっと人の行動を見張って」
「それは目を離すとコラリーがドジばかりするから」
さも当然の事実のようにフェリックスはさらりと言った。
「なあんですって!」
「だってそうだろう。昨日だって階段を踏み外しそうになったし、ドアの角に頭ぶつけているし、その前は花瓶をぶちまけるし。ああ、あと編み物をしていてセシルに毛糸を取られて屋敷中追い回していたり、縫物をしていて自分のドレスと一緒に縫い付けてみたり」
どうして、こいつがそんなことまで…
最近の失敗談をあげられてコラリーは言葉に詰まった。
「ああ、それから庭で子守唄の練習をしていて通行人からうるさいと怒鳴られたり」
「あーーーーーーーーーっ!!フェリックスの馬鹿っーーーーーーーーーーー!!」




あとがき★
あれ?リゼットとマイエの結婚おめでとう話からコラフェリ痴話げんかに
たぶんこの二人は一生こんな感じではないかと
子ども生まれてもコラリーさん大絶叫
にぎやか家族になりそうですね
ボナバンもちゃっかり親ばかならぬ、おじさん馬鹿になってそう



スポンサーサイト

| コバルト文庫 | コメント(0) | トラックバック(0) | |

この記事へのコメント

コメントを書く

管理人にのみ表示

↑ページトップ

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

↑ページトップ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。