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2010.03.15 06:21

夜ふと思う

私は心をどこに置いてきてしまったのだろうと

暗がりの中、ベッドの中でぼんやり天井を眺めているとすぐ隣で規則正しい呼吸が聞こえてくる

これが現実なのか夢なのかたまにわからなくなってしまう

本当に私はいま、エドガーの隣にいて同じ時間を刻んでいるんだろうかと

時々わからなくなってしまって不安になる

何もかもが夢で、わたしはまだマッキール家に残されたままなんじゃないかと

全部私がつくりだした都合のいい幻

覚めない夢なんじゃないかと

外の月明かりがほんのりと室内を照らしていて、よく目を凝らせばぼんやりと天井の模様が確認できる

夜中に目が覚めてしまうといつもこう

じんわりと不安が体の中にしみ込んでくる

一滴のインクがじわりと白い布を染めていくように

心をどこかに置いてきてしまった

私は本当にここに在る存在なんだろうか

「どうしたの?リディア」

いつの間にか規則正しい呼吸音はやんでいた

その代わりに発せられた蠱惑的な声

「ううん、ごめんね。起しちゃった」

「リディアのせいじゃないよ、君が起きているなら僕も一緒に起きていたい。1人だけ夢の中に置き去りはいやだからね」

エドガーが体勢を変えて、私の体を包み込むように手を回す

ぬくもりが伝わってきて、これが幻であるはずがないと、私は少しだけ安心する

大丈夫、これは本当に、いま起こっている出来事だから

「なにか悩んでいる?」

そうしてエドガーは正確に私の心を言い当てる

普段はわかってくれないことのほうが多いのに

なぜだかこういうときだけ、鋭い

「大したことじゃないの」

「それでも聞きたいから、聞かせて」

耳元で、なんて反則だ

「…た、たまにね思うの。私の心はどこにあるのかなって」

ああうまく伝わらないし、自分でも何を言っているんだかわからない

エドガーは沈黙したまま、先をうながしてくる

「これは全部夢なんじゃないかって…だって、い、今が幸せすぎるから。だから気にしないで、私が勝手に変なことを考えているだけだし」

最後のほうはほとんど早口で言いきってしまう

エドガーは相変わらず黙ったまま

もしかして、機嫌悪くした?

「だったら、君の心は僕の中にあるんじゃないかな」

「え?」

「代わりに僕の心をリディアの中においておくから」

「そ、そんなことできる?」

思わず尋ねてしまってあわてて口をつぐむ

「大丈夫。既にぼくの心は君の中にあるよ」

そういうなりエドガーが口づけてきた

ゆっくりと、そしてそのまま私を下にしてさらに深く…

「だから、これは現実だから。僕たちはもう離れられないよ」

そう言って見つめあう瞳は暗がりなのにはっきりと確認できて

やっと心を見つけられたような気がした



あとがき
ひさしぶりの二次創作です
エドリディで雰囲気をだしてみましたが…あれ?いまいち…
最近文章書いてないのでもっと精進しないと




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