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2007.10.11 12:52

運良く座れたのはラッキーだった。
行楽シーズンとあって電車の中はほどよく混んでいたから。

「ふふっ、お昼おいしかったねぇ~。あれだけ美味しいんだもん、並んだ甲斐あったね。」
お土産袋の中をぶらさげてホクホクと笑いかけるはおだんご頭の彼女。
お昼に雑誌に掲載されていた行列の出来るビーフシチューを食べその後抹茶のセットに露店でのソフトクリームにお菓子と、

一体何処に入るのかといったくらいに今日一日で食べていた。
お寺めぐりで歩いたとはいえ衛には小さいからだの彼女の何処にそんなにも入るのか想像がつかなかった。

次第に疲れが出始めたのか口数が少なくなる彼女。

幾つの駅を越したところか。
乗客もやがてまばらになってくる頃には肩に重みを感じていた。
ふと見ると隣の彼女の頭が衛の肩に寄りかかっていた。

静かな車内。外は暗く反対側の窓は自分たちを映している。

寄りかかっているうさぎを見下ろすと無防備な姿に思わずどきりとしてしまう。
普段自分の家ではよくうさぎにまた寝てたわよ!なんていわれるが、今日はその逆。

髪の毛を結っているおかげでうなじが丸見えだ。
見慣れているはずなのにあまりにも近しくて無防備でいまさらながらに少しだけ動揺してしまう。
「まいったな」
声に出すか出さないかの小さな言葉を紡いでしまうくらいには。

電車に揺られるたびにカクンとなるうさぎの頭。
まだ薄着だから余計にいらぬものまで見えてしまいそうで。

なんとなく、電車という自分以外の男もいる空間でこんな無防備な彼女の姿をさらけ出したくなくて。

次の瞬間。
衛は腕をずらしてうさぎの肩を抱いていた。

アナウンスの響く車内。
まだ乗り換えの駅には十数分。

一日はしゃいだからなのか、うさぎは未だ夢の国に囚われていた。



★あとがき★
行楽シーズン到来★
で車内ラブです。
少しだけ実体験を元に書いてみました。
女の子のお腹は摩訶不思議。とりあえずあまいものなら入るんです。
うさぎとデザートビュッフェなんかにいったら衛は硬直しちゃうかもしれません。
車内といえばこれでしょう!
なネタが書きたかったのであえて帰り道。

どうも私、うさぎちゃん側からじゃなくって衛側から書く話のが好きみたい。
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テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

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